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医療制度、医療事情 | |
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医療機関の選択 | イスラマバード・ラワルピンディー・ラホール・ペシャワールには公・私立の大病院がいくつかあります。公的病院は治療費は安価ですが、常に患者さんで混雑しており、また十分に医療設備が整っていないなどの理由からお勧め出来ません。私立病院は公立病院に比し、落ち着いており、衛生的で、比較的医療設備も整っており、かなりの水準の検査・治療を受けることが出来ます。しかしながら、まだ医師が「患者を診てやる!」という姿勢が主流であり、インフォームド・コンセントは期待出来ません。また、医師の知識は豊富でも医療機関全体としての機能が有機的にうまく動かない、看護師等の医療従事者の衛生観念・技術が低い、万一うまくいかなかった時のバックアップ体制が整っていない等々、多くの問題を抱えております。簡単な治療・検査や風土病の治療以外は先進国での受診を勧めます。重傷病者は日本や医療先進国(バンコクやシンガポールなど)への緊急移送が必要となり、多額の費用が必要となります。そのため、必ず「海外旅行傷害保険」に加入されるようにお勧めします。
私立病院は日本と異なり、多くの開業医が各自で病院の建物の一部を借りて営業していて、検査や手術室、入院施設などは共有するというシステムです。為に、同じ病院内でも医者同士の連携は決して良いとは言えません。 病院受診に際しては、殆どの病院で英語が通じます。特に外国人の患者が多い私立病院では、多くの医師が英・米国で教育を受けています。 基本的な受診方法は、まず受付をして診察料を払い、希望する医師の診断を受ける(希望する医師がなければ病院側が決めます)。検査が必要となると、その都度会計へ行き、支払いをしてから検査を受け、その後医師の診断を受けるということを繰り返します。(外務省HPより抜粋) |
医療費 | 支払いは「前払い方式」ですので、支払いがなされない限り、たとえ患者さんが死に面していても放置されます。入院・手術に関しても同様で、保証金が払われない限り受けることは出来ません。しかしながら、海外旅行傷害保険に加入していれば、保険会社が支払保証人となってくれますので、手持ちの現金が不充分であっても診療を受けることが出来ます。そのためにも海外旅行傷害保険には必ず加入される事を勧めます。(外務省HPより抜粋) |
薬 | 完全に医薬分業で、薬は医師が発行した処方箋を持って薬局で購入します。(外務省HPより抜粋) |