海外の医療事情 海外の医療事情

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フランスの医療事情

医療制度、医療事情
医療機関の選択 医療機関の選択は自由です。公的医療保険加入者にはホームドクター登録が推奨されていますが、その登録無しに受診することも可能です。プライベート保険利用の場合はホームドクター登録は必要ありません。
専門医が開業していることも多く、ホームドクターからの紹介なしに直接受診が可能です。
医療費 高額な入院費用・キャッシュレスの場合などを除いて、基本的に診療時に医療費全額を支払います。保険還付分は、後日銀行口座(被保険者があらかじめ登録)に振込されます。
専門医・手術 救急車の利用、医療機関の受診手続き等では日本と異なる点が多く、例えば、日本の救急専門外来は、大きな怪我や重い疾患が対象になりますが、当地では直ちに処置を必要とする場合は、重症度に関係なく昼間でも救急外来を受診する必要があります。一方、通常の診察には事前の予約が必要です。また、クリニックや個人開業医は検査を外部機関へ委託していることが多く、この場合、レントゲンや血液検査も予約が必要となります。
医薬分業のため、医師から処方された薬は処方箋を持って薬局で購入します。公的医療制度未加入の場合は立替払いが必要です。
但し、公的医療制度に加入している場合、CARTE VITALE(カルトビタル)と呼ばれる保険証カードを提示すれば、保険計算がされ自己負担分のみを薬局に支払うことになります。

社会保険制度(対日本人)

社会保障協定発効済み。フランスの公的医療制度(SECURITE SOCIALE=セキュリテ ソシアル)がありますが、2007年6月1日に社会保障協定が発効され、フランスへの派遣期間が5年以内の場合は、加入が免除されることになりました。

社会保障協定

【発効】
2007年6月

【日本】

  • 公的年金制度
  • 公的医療保険制度

【相手国】

  • 公的年金制度
  • 公的医療保険制度
  • 公的労災保険制度

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