海外の医療事情 海外の医療事情

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中近東・アフリカ

南アフリカの医療機関は大きく2つに分かれ、国公立病院と私立医療機関があります。医療機関により格差がありますが、首都部など大都市の私立医療機関は清潔で、日本人の受診に耐えうる病院もあります。
しかし、私立医療機関では現地の私立保険に加入していない場合、受診を拒否されることがありますので、渡航前に加入をお勧めします。
また、南アフリカはホームドクター制のため、まず一般医を受診し、必要があれば紹介状を持参して専門医を受診する形となります。尚、すべての受診に関して予約が必要です。

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モロッコの大都市には24時間受付の私立救急病院があります。受診する際は、公的医療機関ではなく、私立クリニックを利用した方がよいでしょう。救急の場合は往診医を呼んでくれる可能性があるため、まず滞在しているホテルに尋ねてみてください。公的でない救急車には医療器具を持った医師が同乗している場合もあります。海外医療保険に加入されている方は、保険会社によっては連絡すると医師を推薦してもらえる場合もありますので、事前に条件を確認しておくと良いでしょう。

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アルジェリアの医療レベルは、アルジェ市と地方都市、さらに農村地区とで大きく格差があります。アルジェ市内には大学病院、ポリクリニックの公的病院、私立の病院、クリニック、開業医院が多数ありますが、一般に公的病院は非常に混雑しており、またアラビア語しか理解しない受付もあり、受診は困難です。出来る限り外国人がよく利用する医療機関で受診するようにして下さい。

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エジプトの比較的設備の整った私立病院においては、急性虫垂炎などの小手術、骨折や外傷に対する処置ならびに分娩も可能ではありますが、基本的な衛生概念が欠如しているなど、日本人が安心して医療を受けられる水準には達していません。また、輸血の安全性にも問題があります。診察費や検査費用は前払いで、クレジットカードはほとんど利用できません。

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トルコの都市部であるアンカラ、イスタンブールでの医療水準は保たれていますが、英語を話す医師がほとんどいないので、受診の際はトルコ語の通訳が必要です。
基本的に受診時に医療費の支払いが必要となります。
医療費は欧米並みに高額ですので、事前に海外旅行傷害保険への加入をお勧めします。

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カタールの全体的な医療水準は低めです。
最新の設備を有する国立ハマド総合病院がありますが、賃金の安い国からの医師・看護師の雇用が多いため、医療水準には若干の問題が残っており、重篤な疾患は欧州先進国での治療が望ましいです。
一般的疾患で受診する必要があれば、最新の設備と医療水準が期待できる私立病院の方が快適で安心だと思われます。ただ、転落事故・交通事故など警察の介入がある外傷の場合は国立病院で診断をうけてから、医療機関を選択するシステムになっています。また、重度外傷、狭心症・心筋梗塞、脳血管障害など重篤な疾患は国立病院で治療されます。

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サウジアラビアの医療水準は、施設や設備などの面ではオイルマネーをバックにかなりのレベルに達しているといえます。 医療機関の選択は自由ですが、英語が通じる医療機関となると必然的に現地富裕層と外国人を対象とした私立病院に限られます。
外国人向けとしては、富裕サウジアラビア人および欧米人を対象とした近代的な私立病院が多数あります。また、一部王立・政府系病院は外国人にも開放されていて、これらの病院のなかには、日本の一般市中病院のレベルを遙かに凌ぐ設備を備えている病院もあります。医療スタッフはそのほとんどが外国人で占められているため、英語での受診が可能ですが、日本語で受診できる医療機関はありません。

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アラブ首長国連邦の医療機関には国公立と私立の両方がありますが、国公立病院は二次、三次医療機関であり、通常はまず国公立診療所か私立病院を受診します。そのうえで必要があれば国公立病院を紹介されます。
私立病院は医療費がやや高額ですが、サービスの面では国公立病院より充実しています。医療レベルも悪くないので、多くの邦人は私立病院を利用しています。
医薬品はほとんどが欧州、米国、中近東各国からの輸入品です。薬局では薬の服用法なども教えてくれ、抗生物質、解熱剤など多くの医薬品が処方箋なしに購入できます。

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